最近夜の寒さがこたえるようになってきた。特に入浴時、脱衣所で裸になるときに寒い。
ヒートショックで死亡する人は、交通事故で死亡する人より多いという記事を見たことがある。
一般社団法人日本ガス石油機器工業会のHP だったから興味ある人は見て欲しい。
平成27年度、交通事故死は4117人、ヒートショックによる入浴中の急死は17000人と書いてある。

交通事故死のさも数えたような細かい数字に対して、やや大雑把な丸めた数字だから本当か嘘か、或いは推定なのか実測なのかはわからない。
とにかく血圧高めの管理人としては浴室を温める必要があった。

調べてみると浴室につける暖房が一番高い、最低価格68千円くらいから10万以上まで。
湯気対策の防水対応なので高いらしい。おまけに壁に穴を開けてさらに浴室外にコンセントをつけてと考えていくとDIYで取り付けるのはかなり難しいし、電気工事の資格がないとコンセントは作れない。

そこで脱衣室タイプ。
これも強力なものは200V電源が必要となる。壁に取り付けて100vで動くものと言う条件で探した。

調べていくと、セラミックヒーターのタイプとハロゲンヒーターのタイプがある。
セラミックは裾値7千円くらいから38千円前後までさまざま。
ヒーターが800wと1200wがあり1200wの裾値は12800円くらい。

リモコンがワイアレスだったりワイアードだったりなかったりといったことでいろいろ価格差が出るらしい。TOTOの39800円のクチコミがなかなか良いのだが、暖かくないとか、暖かさが足りないという評価が気になる。送風で髪がかわくからドライヤーがいらなくなったという評価もあるが、そんな機能を私は求めていない。

ハロゲンタイプは暖かいと言う評価が多かった。こちらは裾値が38千円くらいから7万円ほどまで。
機能も消費電力も似たような商品なのに、扱う店やメーカーの価格差が大きいと思えた。
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最終的に高須産業の涼風暖房機と言うのを選択した。39800円(税込み送料込み)
暖房が涼風になるのは困ってしまうが、夏は涼風(単なる送風)が出るということらしい。
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壁に取り付け穴を開け、一部はアンカーで補強して取付金具をつけた。電源コードの出口をコンセントに近い穴から出るように調整して取り付け、コードは2.5mなのでかなり長い。私の場合は本体内の収納ポケットに余る部分を収納した。

コードをたるまないようにケーブルカバーを壁につけてその中を這わせた。
リモコンに電池を入れ、スイッチオン。
すぐに暖かくなる。部屋を暖かく出来るかどうかはまだわからないが、この暖房機のそばにいるとかなり暖かい。

これでヒートショック対策になるなら、安いものだと思った。

今回の教訓、脱衣室暖房は、セラミックよりハロゲンだ。