私の次男は誇りの多い職場で働いているせいか、ワイシャツの襟や袖口が真っ黒になっている。
以前はその襟や袖口にスプレータイプのアタックを拭きつけ、もみ洗いしてから洗っていた。
効果は印象としては「そこそこ取れる」。
アタックスプレー

その後、花王のワイドハイターにスプレータイプがあることを知り、こちらに変えた。
効果はかなり良くなった。

去年から関西出身の人にウタマロ石鹸のよさをお聞きしたので、固形を使い始め、劇的に首もとの汚れが取れるようになった。その後ウタマロはその後液体タイプに進化し、今はほとんどこれで汚れが取れる。
ウタマロ石鹸

先日NHKの番組で洗濯王子が頑固な汚れの取りかたを教えていた。
洗濯王子さんは、最近知名度が上がってきた洗濯の名人。イケメンだから王子と呼ばれるというのがネットに書いてあったが、イケメンかどうかは賛否両論あるだろう。

食べ物の油がついた衣類の洗い方として、食器洗い洗剤を垂らして、歯ブラシでこする方法を紹介していた。さらにカレーのようにしつこい汚れには消毒用エタノールを掛けてこすると良いと紹介していた。

襟の汚れも汗の油分とほこりだから、エタノールは効果があるかもしれないと思って薬局に行った。
買ってきてウタマロと合わせて使った。これは一番汚れが落ちた。
なので生活の知恵として報告しておく。

余談だが、エタノールの買い物のときの会話は今思い出すとおかしい。
私は薬剤師に「エチルアルコールはありますか?」と訊いた。
薬剤師はないと答えた。

「え?消毒用エタノールって置いてないですか?」

「エタノールはあります。エチルアルコールはありません」

これが薬剤師のレベルなのだと思った。

「同じものですよ」と私は言ったが、薬剤師にはわからないらしい。

「エタノールはありますが、エチルアルコールはありません」
と繰り返す。
エタノール

中学校で習ったのはエチルアルコールが正式な名称で別名がエタノール。
まぁ、低レベルの薬剤師に説明してもしょうがないので、それ以上は説明せずに消毒用エタノールを買った。成分表にはC6H6Oと書いてあった。エチルアルコールの化学式。

化学の初歩の基礎知識がない薬剤師。この人だけだと信じたい。