日本製のドラマ「コードネームミラージュが面白い。
テレビ東京系なので、関東しか放映されなかったかもしれないし、放映は深夜枠だったから知らない人が多いマイナーな番組。

2017年春からの放映の30分番組。ちょうど同じ時期にクライシスという番組が始まっていてこちらは55分もので小栗旬が主役。この二つの番組の設定がとても良く似ていた。同じ時期の放映だからたまたま似たとしか思えないが似ているので比較してしまった。

クライシスの正式なタイトルは「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」設定は、警視庁の公安の中に特別に作られた秘密の組織。彼らを統括するのは、警警察庁警備局長で警視監の鍛冶大輝(長塚京三)。
メンバーは田中哲司演じる警部をリーダーとして、巡査部長が小栗旬、西島秀俊、野間口徹、新木優子の5人。かなり鍛えたアクションを見せてくれ、秘密裏に凶悪犯やテロリストを逮捕したり抹殺したりする。

コードネームミラージュは、石丸謙二郎が演じる警察庁警備局局長左文字 外記が創設した警察庁の公安の秘密組織。創設者はクライシスと同じ警察庁警備局長だが、こちらは警察庁にある組織。都内が守備範囲の警視庁と違って、全国が守備範囲となる。

メンバーは凶悪犯の処理(=抹殺)が仕事のミラージュ(桐山漣)、サポートのドブネズミ(佐野ひなこ)、指揮官の御崎(要順)と死体を処理する部隊のスモークたち。

クライシスのほうが高い役者がそろい、お金もかけられているのだが、私にはコードネームミラージュのほうが面白い。
理由はいろいろある。まずはアクション。クライシスのアクションもかなり良いしうまいのだが、コードネームミラージュのアクションはさらに良いと感じる。
次にテンポがいい。1話25分だから余計な話がない。感情のうごきや人の内面の苦しみなどまったくない。とにかく凶悪犯がいてそいつを倒す。単純明快なところがいい。

このDVDが先日やっと発売お呼びレンタル開始になった。全25話の中の13話まで。残りは1月。
アクション好きなら是非借りてみてほしい。
ガンカタのような、坂口拓のような、ジョンウィックのような独特のアクション。
今この戦闘がもっとも説得力があるような気がする。