先日町内会の避難訓練に参加したときのこと。消防署員から住宅用火災警報器の設置義務化のことを聴いた。恥ずかしながらその内容を知らなかったので少し驚いた。新築住宅の設置義務はがあったのはなんとなく知っていたが、10年前から既存住宅にも設置義務が出来たらしい。

消防署員からは、そろそろつけて10年だから交換してくださいという訓示だったが、交換しようにも我が家には警報機はついていない。もちろん台所には感知器があるが、この法律で義務つけられているのは、全ての寝室と、2回に寝室がある場合に階段を上りきった場所、同じように3階建に寝室があれば3階の階段の上にも設置が必要ということだ。

我が家は1階に息子が寝ていて2階に私たち老夫婦が寝ている。だから寝室用が2個と階段に1個で合わせて3個が必要となる。よく詐欺まがいの業者が「消防署の方から来ました。」と言って売りつける1個1万円くらいの警報機。DIYショップやアマゾンでは2千円前後ということで、アマゾンで買うことにした。


購入したのは、パナソニック(Panasonic) 住宅用火災警報器 けむり当番 薄型2種 お得な3個セット(電池式・移報接点なし)(警報音・音声警報機能付) SHK38455*3 クールホワイトという商品。
3個セットで5,478円だった。1個で買うより約1割安い。ちなみに4個入りは7,006円だった。
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開くと電池と本体が入っている。この電池ひとつで10年持つそうだ。
機械寿命があるから、10年後は電池交換ではなく、警報機そのものを交換してくれと消防署員が言ってた。
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石膏ボードの天井なので、穴を開けてからアンカーを打ち込む。
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底の本体から外したアダプタを取り付ける。
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アダプターに本体を着ける前に、設置した年月をマジックで記入してからはめ込む。
紐を引っ張ると、「正常です」と合成音声が話す。

ひとつつけるのに30分。床に落ちた石膏ボードの粉の掃除も含めた時間だ。
3つつけるのに約2時間かかった。

この警報機、就寝中に火災に気が付かずになくなる人が多いので義務化されたそうだ。

せっかくつけたのだから、火災保険が安くなるとか、そんな特典はないのだろうか?