我が家は2階建てで、1階と2階にトイレがある。2階のウォシュレット便座は一度故障して2009年に交換。1階のウォシュレットは2004年に交換してから一度も壊れていない。
先日、なぜか2階のウォシュレットが調子が悪くなった。

洗浄する水量がなぜか少なく勢いがなくなった。こういうときは便座野中の水のフィルターを掃除するか交換するとたいてい直るとマニュアルに書いてある。早速やってみたが改善されない。
男には不要なビデ洗浄を使うとこちらは勢いがある。

お尻洗浄の勢いは、水勢コントロールボタンを押して強弱を変えても、ほとんど強くならない。
強にするとモーターの音だけが強くなる。つまりモーターの所為ではない。リモコンが壊れたのでもない。ビデは水勢が変わるので、水の出るパイプ穴が詰まっているのでもない。

原因の切り分けが私にはできない。修理を頼むと出張費7千円プラス部品代作業代など。1万5千円程度は最低でもかかる。直らなくても出張費7千円は絶対にかかる。
アマゾンで新品価格を見ると安いものは1万円程度で売っている。
そして買うことにした。

まずは機種選定から。
1万円前後のものはリモコンがついていない。便座の右側にスイッチがついているタイプ。
リモコンであろうが便座の右のスイッチであろうが機能的には問題がないのだが、リモコン付は便座の右側がすっきりしていて便器周りの床掃除などがとても楽なのだ。

そこでリモコン付で探すことにした。
価格の差は、メーカーの差だったり、機能の差にあるようだ。

リモコンつきの最低クラスは東芝の16800円からTOTOの8万円クラスまで
最低の機能は、お尻洗浄とビデがつき、脱臭機能と暖房便座がつく。
そこに省エネとして暖房便座の節電などがつく。

中間クラスはリモコンで便器に水を流す機能がつくが、これはタンクにもその機能がないといけない。
実は我が家のタンクはその機能がついている。そして水を自動で流す設定もついてくる。
昔は少し中腰になるだけで水が流れてしまってかえって不便に感じたが、今は弁財から離れてから水を流す時間を最長1分後まで選べるし、便座に座っていた時間で大小の水の量を判断してくれる。

最高クラスは、便座のフタが自動でまたはリモコンで開閉する。
センサーが人を感知して最初のフタがあき、そのまま長く立っているか、もしくはリモコンで便座をあげることもできる。これはだいたい10万円を超える。

ここで書いている価格は便座だけの価格で便器やタンクは今までのもの使用する前提だ。

さてリモコンで水が流れなくて良いし、ふたも手で上げると割り切って最低クラスのものを買おうと決めた。候補は3つ。

ひとつは東芝の16800円。アマゾンではかなり良い評価だが、すべて最低クラストとしてはと書いてあり、東芝ガンバレの意味で購入したという評価もあった。洗浄の水の勢いが弱いというのが2件ほどあったことで、購入を断念。水の勢いが弱くなって買い換えるのに、買い換えても弱いのでは困るから。

二つ目は今使っているものの後継機種。TOTOのアプリコットシリーズ。
ただし、79800円はちょっと高い。

結局買うことにしたのはTOTOのKMシリーズ8AM66という機種。
アマゾンで税込み39800円。洗浄機能と暖房便座と脱臭機能に加えて、パイプを抗菌水で自動洗浄してくれる機能と、座ったときに便器にミストを吹き付けて事前に便器の水のない部分を濡らしてくれる機能がついている。

便器とタンクもTOTOだから色もまったく同じで違和感がない。
注文して翌日届く。そして取り付けは自分でやることにした。