梅雨の時期や、台風の時期に憧れる傘は、骨が丈夫な耐風仕様のものと、最近はやりの超撥水の傘だと思う。
両方兼ね備えていれば、文句なしだがそれは見たことがない。
都会の場合は、超撥水の傘が良さそうに思う。

いろいろな動画サイトでその撥水性能が紹介されていて見ると感動ものだ。
上からバケツで水をかけてすべてはじき飛ばし、ほとんど一振りで水気が消える様子が公表されている。
電車に乗るとき、とても便利に思える。

蓮の葉が水をはじくことからヒントを得て、帝人が開発した生地(ウォーターバリア)を使って最初に商品化したのは富山サンダーと言う会社で、商品名は生地の名前と同じウォーターバリア。梅雨の時期はこの商品しかなかったが、今は類似商品がたくさん出ている。
アマゾンや東急ハンズで売っている(ウォーターバリアではない商品だと思う)

オリジナル(ウォーターバリア)は1本4千円以上とっても高価だが、アンヌレラとか他の商品は千円前後から4千円前後までいろいろあって、素材もウォーターバリアではなく、ポリエステルだったり効果があるのかないのか怪しい商品もある。

現役時代の私なら、おそらく衝動買いしたと思うのだが、リタイアして貧乏暮らしの私はもうそんな贅沢はできない。しかし、何年も使っている折りたたみ傘はかなり痛みが来て、水をはじかなくなっている。
欲しいが買えない場合は、古いものを修理再生させるしかない。

そこでインターネットに書いてある傘の撥水性を取り戻す方法を試してみた。
ヘアドライアーの熱風を当てると撥水性能が戻るといろんなサイトに書いてある。
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これが古い傘、骨のさびが生地についている。
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水をかけると、はじくのではなく沁みていく。
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上からドライヤーの熱風をターボで当てる。
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かなり長い時間やったあとで、水をかけてみた。
インターネットの内容は100%正しいわけじゃないというのが感想で結果が想像できると思う。
残念でした。熱風時間が不足してたかもしれないなぁ。