NHKのニュースによれば、多摩信用金庫は8つの支店で、プレミアム商品券を不正に販売していた。
不正にとは、列に並んだ人に販売しないで、職員や上顧客に優先的に販売していたことを指す。

プレミアム商品券は、八王子市が販売を委託したもので、5千円で6千円分の商品購入が出来る。
差額は税金だ。

公平に販売できなかったことがけしからんということで、八王子市は多摩信用金庫に厳重抗議をするとか。

こんな信用金庫に販売を委託する方が間違っていると思うし、理事の記者会見の言葉、
「倫理観が不足していたので教育したい」
は、とてもむなしい。

なぜなら、この信用金庫は理事長が暴力団と深いつきあいをしていて、内部告発で金融庁が検査に入った札付きの信用金庫だからだ。しかも内部告発の犯人捜しをして左遷だのいじめだの・・・。
それが今年の5月の話。

こんな信用金庫に販売を委託するのは間違っているし、信用金庫まるごと倫理観なんぞ0なんだから
委託前から想像できなきゃおかしな話。
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ところで、それ以上に疑問に思うのは、プレミアム商品券の是非だ。
公平にとは言っても、国民全員が買えるわけじゃない。税金が投入されているのに、国民全部に行きわたらないものが公平と言えるのか?

そんなプレミアム商品券を発売するくらいなら、税金を安くすべきだと思うのだ。 

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